信州葡萄酒事情>session1 / ワイナリーの概要 / STAFF

信州葡萄酒事情  シェフ藤木徳彦のワイナリー探訪   - 山辺ワイナリー篇 - 
 Shinshu Wine Stories

 STAFF

ぶどうの郷山辺代表取締役社長  百瀬溌俊さん


◆ぶどうの郷山辺代表取締役社長
 
百瀬溌俊さん

自ら自社農場でシャルドネを育てる。若いときからブランデーをこよなく愛していたため、ワインの世界にも自然に入ることができたという。
単一品種のワインだけでなく、ブレンドにも挑戦したいと意欲を燃やす。グレードの高いワインを作るため、契約農家にも栽培の工夫を求めている。
「農家の苦労あってこそのワイン。品質がよければ、1
kg500円出しても当然でしょう」
収量制限を勧めるのはもちろん、高品質のブドウには対価で応え、農家のやる気を支えている。

醸造顧問 戸川英夫さん ◆醸造顧問 戸川英夫さん

広島県出身。海外を訪問する機会が多かった叔父の影響で、中学時代からワインの存在を意識していた。
高校生の頃には、すでに醸造家になることを決意し、大学の醸造学科でひと通りのノウハウを学ぶ。
キッコーマン中央研究所時代のワイン酵母研究は、彼の醸造技術の根底を培った。
信濃ワインで造ったアイスワイン「木花」や「赤の輝石」は、県内外で非常に高い評価を受けている。

醸造担当 遠藤雅之さん

◆醸造担当 遠藤雅之さん

新潟県出身。ワインに限らず、お酒全般に関心を持っている。
安曇野ワインで醸造技術を学び、山辺ワイナリーのオープンと同時に入社。
「より美味しいワインを生み出して、もっとこのワイナリーのことを知ってもらいたいですね」



醸造・販売主任 加藤彰さんとブドウ栽培 横山幸一さん

◆醸造・販売主任 加藤彰さん(写真左)

4年間陸上自衛隊に勤務後、ワイン醸造に携わり9年。山辺ワイナリーには2年前に入社。安全で衛生的、且つグレードの高いワイン造りを目指す。仲間で飲んでおいしいワインが理想だという。自分でマリアージュを楽しむなら、シャルドネ2004には刺身や塩味の焼き鳥、メルロー2004にはうなぎの赤ワイン煮かホタテのバターソテー。

◆ブドウ栽培:JA松本ハイランド里山辺支所理事
 
 横山幸一さん
(写真右)
 
メルロー、マスカットベリーAを栽培。果樹の指導員も務める。メルロー畑は4年目を迎え、シビアに収量制限しながら糖度を上げている。
メルローを使ったワインをできるだけ味わうよう心がけているという。

ブドウ栽培  宮坂敏安さん


◆ブドウ栽培 宮坂敏安さん

ナイヤガラを栽培。生食用ブドウは巨峰も合わせ、数十年作り続けているが、ワイン用ブドウの栽培は3年目。米の生産や林業にも携わる。

NEXT PAGE