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信州葡萄酒事情  シェフ藤木徳彦のワイナリー探訪   - 山辺ワイナリー篇 - 
Shinshu Wine Stories

オープン4年目  山辺らしさとさらなる品質を求めて

山辺ワイナリー

標高700メートル、松本平を見下ろす入山辺地区は信州で始めてブドウが植えられた場所だと言われている。
その歴史は何と
200年。
生食用ブドウの栽培がメインのこの地に、山辺ワイナリーが設立されたのは
2001年のことだ。
社長の百瀬さん曰く、最初は生食用の余ったブドウでワインを作ればよいという発想でスタートしたという。
ところが、醸造家がやって来ると、「ワインの品質は9割方ブドウで決まるから、心して栽培しないといけない」ことが判明。
 ワイン専用品種の栽培にも取りかかり、収量制限を行うなどよりグレードの高いワイン作りを目指して
4年目の秋を迎える。
オールステンレスの醸造タンクなど充実した設備を持ち、醸造スペースは常に清潔が保たれた気持ちの良いワイナリーだ。

山辺ワイナリー ワインの味わいにはまだまだ改良の余地があるが、ブドウの品質が年々アップしている上、今年はワイン醸造のスペシャリスト・戸川英夫氏を迎え、さらに芳醇なワインが生まれることが期待される。
ワインの売店のほか、農産物の直売所や眺望抜群のレストランを併設しているので、良い素材を揃えれば、訪れる人が心からワインと食を楽しめる場所となるであろう。

(2005年8月4日 山辺ワイナリー


山辺ワイナリー
(株式会社ぶどうの郷山辺)
〒390-0222
松本市大字入山辺1315-2
TEL:0263-32-3644  FAX:0263-32-3368

e-mail : wine-ymb@mhl.janis.or.jp
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