信州葡萄酒事情session3 : シェフ藤木徳彦のワイナリー探訪   五一ワイン篇 / ワイナリーの紹介  | 異業種交流ディスカッション |
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信州葡萄酒事情 桔梗ヶ原キュイジーヌの創出に向けて
 Shinshu Wine Stories

桔梗ヶ原キュイジーヌの試作


塩尻、松本の食材を使った新しい切り口からの料理の提案は、参加者に良い意味の衝撃を与えたようだ。「地域づくり」を学ぶ松本大学の学生たちからは、「地元出身なのに、こんなに素晴らしいワインや食材があることを知らなかった」とか「これだけのものがあれば、塩尻を訪れた人を胸を張ってもてなすことができると思う」とか「料理とワインの組み合わせでこんなにも味わいが変わることを発見できた。自分は料理が好きなので、これからもさまざまな組み合わせにチャレンジしたい」など、将来の担い手として頼もしい声が聞かれた。一方、食材の生産者は、自分の生産物が普段と違う使い方をされることで、新たな面を知ることとなった。

 また、今回は塩尻の伝統工芸である洗馬焼の陶芸家で「尚心窯」を運営する寺西尚子氏も参加。寺西氏の温かみのある作品に料理が盛り付けられ、洗馬焼の「用の美」がアピールされた。

 このように「食」は食材の生産現場以外にも、観光、文化、地域の活性などさまざまな部分とリンクしている。「食」を大切な核として意識したとき、文化においても産業においてもバランスの取れた溌剌とした地域づくりができるのではないだろうか。今回のイベントは、地元の産物に改めて目を向け、大切にすべきものや今後の方向性を探るきっかけを投げかけるものとなった。(2005年11月24日 五一ワイン)


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